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◆21世紀 個人が輝ける時代に…



日本では令和の時代に入り、21世紀も上旬の後半に差し掛かってきましたね。みなさんも、今の世の中に対して何か思うところがあるだろうと思います。

20世紀末には既に「21世紀は個人個人が輝ける時代になる」と言われていましたが、実際に20年が経過した現在、正にインターネットの普及、SNSによって世界のあらゆる国が身近になることにより人種を越えて自由に交流が行なわれるようになりました。そして動画配信サイトにより個人がテレビのようにチャンネルを持ち、世界に向けて発信出来てしまうという、本当に想定していたイメージを超えてしまうとんでもない時代ですが、特筆すべきは、それらを上手く利用駆使することで、老若男女・富裕貧困・人種に関係なく誰でもが輝く存在になれる可能性があるという夢のような時代でもあります。

話は少し反れますが、手塚治虫先生はじめ、マンガに描かれてきた21世紀の世界はかなりの部分で現実味を帯びて来たように思います。ロボットが社会の役に立つイメージが出来るようになってきました。そして個人個人の手元で相手の表情を見ながら会話が出来たり、自動車の完全自動運転の実現も、もう目前に迫っています。今世紀中にはおそらく海外に行く感覚で宇宙旅行にも行ける世の中になっているのだと思います。目覚ましい進歩を感じます。

話を元に戻しますが、現在の世の中の状況を踏まえて自分に置き換えて考えてみると、まずは、自分がFacebookやInstagram等、そんなハイカラなものに手を出すとは思いもよらなかったことです。それが、今では普通に使いこなして自分の投稿に対して海外の友達や遠い他府県の友人が「いいね」してくれたり、コメントしてくれたり、そしてバンド活動でこうやってブログを執筆したりお知らせ事項を自作のホームページにアップすればフォロワーの方々がチェックしてくれるなど、なんと便利になったのかと実感します。

またバンドの今後に思いを馳せてみると、きちんとレコーディングしたものをインターネット上で発信していければいいなぁとイメージしているところです。まだメンバーに言ってないですが…(汗)。
まあ、フォロワーの方々に楽しんでいただくことを第一の目的にして、私たちもただ楽しんでやっていければ良いのではないかと思っています。

と、このように自分に置き換えた、このびっくりする現実を、昭和の若い自分が見たとすれば、きっと「おっちゃんなかなかやるやんか!」とびっくりして褒めてくれるんやろなぁ~と思います。
そして今回のテーマに照らしてみたときに、20世紀の自分には思いもよらなかった現在の環境に、私自身も狭く小さい範囲ではありますが「もしかしたら、個人で輝けているのかもしれないなぁ」と考えられることが幸せです。

そして、とても大事なことですが、私たちMonosのメンバーも、一人一人が自分らしく正しく行動し、個人として輝ける存在となり、相互に良い影響を与えあいながら一緒に歩んで行きたいと考えています。そうすれば、自ずとバンドとしても輝ける存在になれるものと信じています。
2022年02月28日

◆「理想の人生を手にする秘訣」とは…

「心を穏やかにして幸せに生きる」という理想を持つ人は、

①自己をコントロールできる能力を持つこと。
②素直になること。
③人にやさしい言葉を使う。
④柔和でいること。
⑤思いあがったことをしないこと。

人は生きていると色々と浮き沈みがあり、ついつい感情的になったりします。
ですが、いちいち感情に振り回されて行動していると、その行動が災いをもたらすため、一向に安らげません。心を穏やかにするためには、相手の言葉が腹立たしくても、いちいち反論しないこと。反論すれば口論になりさらに心が乱れます。ムカッと来ても反論せず相手の言葉に耳を傾けていれば、じきに相手の態度も落ち着いてくるものです。

なるほど、しかし相手の言葉がどんな言葉かにもよるでしょうし、譲れない場合だってあると思いますよね、だからそんな時には前回考えた方法、「過ぎるは良くない」を、使いましょう。
相手の言葉に対して耳を傾けて聞くなんてとんでもない事なら、取り敢えず反論しましょう。ただし、「過ぎる」はダメです。どれだけムカついても何とか抑えて冷静に、正論で返してやりましょうよ、そうすれば感情の高ぶりによる歪みやブレが言葉の中に生じないので、口論も上手く収束するように思います。それが自己をコントロールする能力ですね。

素直になること、人にやさしい言葉を使うこと、柔和でいること、は意識して日ごろから心掛ける以外に方法はありませんから、私としては心掛けて実践しようと思いました。
最後の「思いあがったことをしないこと」ですが、思い上がるとは?調べれば、うぬぼれる、いい気になる…と書かれています。それは、人の性格にもよります。一つのことがたまたま成功しただけで、うぬぼれて、いい気になる、お調子者もいれば、冷静に受け止めて意に介さない人もいます。
うぬぼれのキツい人は、謙虚さの欠けらもなく、他人の助言など耳に入らない人が多いですから、身をもって(失敗を)何度も経験して反省を繰り返すしかないのではないでしょうか。

少し話は飛びますが、2021年度の世界で最も輝いたであろうメジャーリーグ、エンゼルスの大谷翔平選手は、謙虚で自己をコントロールする能力に長け、素直で柔和な笑顔を絶やさず、人にやさしい言葉をかけ、そのような姿勢・態度が感銘を呼び、全米、いや、世界中の人々から愛されています。謙虚でいることで、幸運が引き寄せられるという事を、この大谷翔平選手を見ていれば、理解が進みます。大いに参考にして「理想の人生を手にする」ために、少しでも前進したいものです。
2021年12月16日

◆5つの感情の整理で幸運に恵まれる

今回は、ブッダの言葉を取り上げます。なぜブッダなのか? 実は、私が大好きな漫画家である手塚治虫先生のブッダを以前から知っていたので取り上げてみました。

ブッダの残した言葉は、人の道というものを適格に指し示してくれていますし、現在、私自身が学んでいる菜根譚と同様、この社会を、どう生きて行けば良いかを説いた「処世訓」だからです。

「5つの蓋(おお)い」を捨てて悩みなく疑うことなく苦しみの矢を抜きさった修行者は超越した存在になれる。…う~ん、よく分からない(汗) 5つの蓋いとは、五蓋(ごかい)と言って「欲張り・怒り・嘆き・苛立ち・疑い」という5つの感情を云うらしい。これらの感情は人を悪い方向に導くもので、これらの感情に支配されている人は人間関係はもとより家計も破綻させたり、夢が叶わなくなるとのこと。

 

うんうん、よく分かる気がします。要するに、この5つの感情を押し殺すことができれば、運気が向いてくるってことかな?でもなかなか難しいですよね?人間、生きていれば色んな人と関わり、これらの感情はどうしても抱いてしまいそうです。ブッダは捨て去りなさいと言ってます。そうすればずば抜けた人物になり、幸運に恵まれると、説いています。

①欲張り→身の丈に合った生活を。

②怒り→自他とも怒らず穏やかな心でものを考えること。
③嘆き→前向きな気持ちで乗り越えること。

④苛立ち→起こってもいないことを想像してイライラしない。冷静沈着に

⑤疑い→人を信頼し自分を疑わない。自分の可能性と自分の人生を信じていく。

いきなりハードルが高いですが、意識することを習慣化するしかないのかもしれません。習慣になれば、おそらく少しずつでも改善されていくような気がします。

これらの感情を捨て去るというよりも違う感情に変えることが出来る方法をマスターすれば良いのではないかと考えてしまいました。

具体的には、人に対して苛立って怒るところを、また、いつもなら嘆いていたところでも、「きっと試練を与えてくれたに違いない」と思えれば、感謝の感情に変わるのかもしれません。

 

「何言ってるのか分からない」と、言われそうなので、では、こうすればどうかな。
5つの感情というものに対して、もっとシンプルに、欲張りに対しては「欲張り過ぎは良くない」から習慣にしてみる。怒りに対しても人を怒鳴りつけるなど「怒り過ぎは良くない」と考える。以下、嘆きも苛立ちも疑いも同様に「過ぎる」は良くないからやめよう!、から始めてはどうでしょうか。

三日坊主という言葉があります。ダイエットのためにジョギングをしようと決めたものの最初から頑張り過ぎて筋肉痛でやめてしまった。というような事例は沢山あるのではないでしょうか。

ですから私のイメージでは、上記の例のように「過ぎる」をやめることを決めて、楽に続けて実践していければ、おのずと「過ぎた感情」は、いつのまにか消滅するのではないかと…私は今日から意識して実践していこうと思います。

2021年12月16日

◆自分に与えられた道というものがある

心を定め歩みを止めなければ必ず道は開ける


菜根譚についての第三弾です。風斜めに雨急なる処は、脚を立ち得て定めんことを要す。風が吹き荒れ雨が激しく振っている中では、脚をしっかりと踏ん張って安定させなさい。花濃やかに柳艶なる処は、眼を着け得て高からんことを要す。花の色がこまやかで柳が艶やかなところでは、視線を高いところにおいてゆったりと見なさい。路危うく径険しき処は、頭を回らし得て早からんことを要す。道の大小関係なく、その道が危険と感じたら素早く安全なところに引き返しなさい。

人生の中の逆境や困難なことにぶち当たったときに、ふらつかないように、しっかりと地に足をつけ、美しい場所では心癒されながらも高所大所から鳥瞰して油断しないことが大切だ。そして、その道が危ないと感じたときは、迷わず早急に振り向いて安全なところに引き返せば大きな危機は避けられるということであります。

第二弾で述べましたが「私の旬はこれからだ」と言ったことですが、これは今日学んだ、自分に与えられた「道」というものが元々あったと仮定するならば、本当に今歩んでいるこの道がそうなのだ!と実感しているところです。
バンドをやっていく上で、気持ちとして本当に人のためになろう、少しでも社会貢献になれればいいな、と自然に思えるのは、この年齢に達したからというのが大きいと思っています。若かったころはギラギラしていて物事を何でも自分本位に考えてしまいがちだったからです。

だから、私の「道」Monos というバンドでは、心から人のために演奏したい!そして、出来ることならば社会貢献になってくれれば最高だなと思う今日この頃です。
この道をひたすら歩むこと、この歩みを止めなければ、必ずや道は開ける!そう固く信じてこの先、命ある限り(ちょっと大袈裟かな(^_^;)) この歩みを止めずに進んでいこうと思っております。

目に見えない未来ですけど、この道を一歩一歩心を込めて歩んでまいります。

2021年12月09日

◆音楽とノスタルジア


現代人が日常生活の中でノスタルジアを感じる場面というのは結構多くあると思うのですが、取り分け懐かしい思い出のメロディー(音楽)が流れてきた時に起こる感情は、手指の指紋のように個人個人で違います。ですが、同世代で育ってきた人たち同士なら、たくさんの部分で共通認識のようなものが存在するはずです。その時代に流行したヒット曲や流行したアニメやドラマの主題歌、お菓子やおもちゃの企業のコマーシャルソングなど、そのメロディーが象徴的な映像とともに思い出されるパターンが多いのではないでしょうか。

昭和ノスタルジー(KAZOO画)

 

私は昭和の30年代の生まれなので、日本は右肩上がりの景気のなか、三種の神器といって、テレビ、冷蔵庫、洗濯機が飛ぶように普及していった時代。テレビの普及はそれまで遠くの出来事を活字で見ていたものを映像で見ることが出来、人気歌手の歌が映像でみれるようになったことで、とても身近に感じられるようになった。プロ野球やプロレスの放送に誰もが熱狂し、お茶の間から声援をおくった。

 

そして、待ちに待ったマンガや特撮ヒーローものの登場である。すみません男目線でしか語れないことをお許しください。鉄腕アトム、宇宙エース、スーパージェッター、宇宙少年ソラン、ああ!思い出すだけでノスタルジアを感じてしまいます。余談ですが、私は小学校の頃はマンガを描くのが好きで、手塚治虫とか石ノ森章太郎とかに憧れて漫画家を志していましたからアニメの主題歌を聴いてもムード・フォー・ノスタルジアですわ(笑)、といっても、この時代に育った人には、結構多いんじゃないですかね?アニメの主題歌でそう感じる人って。

 

それから、アイドルが持て囃された時代でもありましたが、1970年代初頭の、スター誕生はいつも欠かさず見てましたね、桜田淳子や山口百恵、森昌子たちの初々しい頃も肉眼(笑)で見ました。ただ私の場合この頃は、既にBEATLESを皮切りに、DEEP PURPLEやLED ZEPPELIN、YES や BAD COMPANY、等に染まりかけておりましたから、歌謡曲よりも洋楽なんですよね~。

 

そんなわけで、その時代の音楽を聴けば、同時に関連する絵が浮かび、また、そのころの家庭での出来事や学校での友達との思い出などが複雑に絡み合いながら記憶されているので、音楽を聴くと妙にノスタルジックになるのです。

ある場所の景色を見たときや、何かをしているときに急にデイドリームにおそわれノスタルジックになることもあるだろうと思うのですが、少なくとも私の場合は何よりも音楽を聴いてそのようなノスタルジアな気分になることが一番多いかなと思っているのです。

 

私の持論ですが、人がノスタルジアを感じることは、凄く良いことであり、たまに必要な事ではないかと考えています。ノスタルジアに浸ることは何か心理学では危険なことのようにも書かれているのを見かけますが、それは昔の思い出から抜け出ることが出来なくなって前に進めなくなる危険性を言っているのであって、ライブハウスなどで懐かしい曲に浸ったり、カラオケで歌って懐かしんだりというのとは、まったく別の次元の問題です。

 

とにかくノスタルジアを感じることは良いことなのだ!これでいいのだ!

 

昔懐かしい曲にノスタルジアを感じながら、友達とお酒を飲んで騒いで、明日に向けての活力にしてほしいという思いで、私はMonosというバンドをつくりましたし、一人でも多くの方にノスタルジアを感じていただき、明日への活力が生まれることを願いながら、心を込めて歌いたいと思います。

2021年12月08日

◆時を得ぬ人は静かに待つ

人生に焦る必要なし


菜根譚についての第二弾です。伏すること久しき者、飛ぶこと必ず高く、開くこと先なる者は、謝すること独り早し。地上に長く居た鳥が飛び立てば、必ず高く飛び、早く開いた花は、他の花よりも早く散ってしまう。
これを知らば、以てそうとうの憂いを免るべく、以て躁急の念を消すべし。この自然の道理や法則を理解すれば、人生半ばで足を取られたり、生存競争から落伍したりする心配から免れることが出来、成功を焦ったり、早急に結果を求めようとする心が消える。

要するに人生において焦りは禁物であるという事を言っています。 人間は、早熟型の人もいれば、晩成型の人もいます。私もあなたも、自分に相応しい「旬」の時期があるのです。その旬を迎えるまでの間は焦ることなく自分の目標に向かって努力をしていくことが大切であると言っています。

ちなみに、私の旬はこれからだと思っています。若いころにデビューするチャンスもありましたが、結局は、ある理由で手に触れた機会を手放しました。
いま振り返ってみると、そのころの私はまだまだ旬の時期を迎えていなかったのだと納得しています。現在のように歌い手としてのあるべき心の持ちようが欠けていたように思うからです。だから、これから Monos というバンドの中で大きく羽ばたいて歌い手として、人間として、世の中や人のためになる活動をしていきたいと真剣に思っています。今はひたすら、その来るべき時(時期)に向かって真剣に静かに力を蓄える。そして時が来たら自分らしい花を咲かせようと思っています。

何事も、遅すぎるという事はないのではないでしょうか。

2021年12月08日

◆プログレッシブ・ロックへの憧れ

YESのアルバム「こわれもの」

 

MonosのKAZOOです。プログレッシブ・ロックについて書いてみようと思います。私がプログレッシブロックのアルバムを初めて聴いたのは中学2年生の時、ロックアルバム貸出しをしていた友人から(貸出帳に記入して期限を切られて(笑))ELP(エマーソン・レイク&パーマ)の「展覧会の絵」を借りたのでした。さっそく聴きましたが、ELPは、あまりピンと来ませんでした。そして、次に(またもや)彼から借りたYESの「こわれもの」にはすっかり心を奪われてしまいました。超絶テクニックに圧倒されました。ヴォーカルのジョン・アンダーソンの美しい声、スティーブ・ハウのギターは、それまでレコードが擦り切れるほど聴いたハードロックのそれとは一線を画すもので、まずチョーキングをしない奏法に当時は戸惑ったものです。(珍しいことではないですが…(-_-;))


私が愛したアーティストたちは殆どが60(歳)代~70(歳)代です。みなさん再結成してプレーしておられますが、ギターやドラムス等はともかく、ヴォーカルに関していうと、昔のように歌えていない方が殆どといっていいですが、このジョン・アンダーソンに関しては、何歳になっても変わっていないので驚き桃ノ木山椒の木です。


プログレで衝撃的だったのは、やはり1曲で10分を軽々と超えるような大作です。それまで聴いてきたロックでは長くても6~7分ですので、私の周りでは殆ど広まりませんでした。私の場合、最初にELPは好きになれなかったものの、次に聴いたのが、YESだったことが幸だったのか不幸だったのか、とにかくロックにクラシックがミックスされた感じで「カッコいい~♬」と思ったのと、ギターのテクニックに飢えていたのがハマった理由です。

 

ジョン・アンダーソンの歌はよく真似をしようと試みたものです。今でこそ、近い声を手に入れてはいますが、当時の私にはとてもとても無理な話だったのです。歌は喉に無理をかけて歌うものではないのです。変に人の真似をしようとすると、喉に負担をかけてしまい、声帯を痛めてしまう結果となるのです。

 

あっ(汗)、話が反れてしまいましたので戻しますが、プログレの魅力は、先ずはメンバー全員が超絶テクの持ち主であるということ、そして曲の壮大で複雑な構成にあります。ある書籍の一節をお借りしますが、イエスがおそらく「プログレ」の一般的イメージにもっとも近い。”プログレ”っぽさの記号は、ほぼすべてイエスの特徴でもある。曰く「大仰なショー」「SFや神話、ファンタジーに想を得た叙事詩的主題への傾倒」「クラシック音楽の空間感覚と不朽への意志をロックの荒々しい力とエネルギーに結合させようという企図」「幻惑するような名人芸」プログレという「放縦で唯物的」で「エリート主義的」な音楽ジャンルを一つのバンドで代表させるとしたら、それはイエス以外にない。

(70年代ロックとアメリカの風景 長澤唯史著)

 

「ちょっと何言ってるのか分からないですけども(笑)」とまあ、イエスというバンドは、私の脳の中の数少ない知的部分をもの凄く刺激してくれる存在であり当時の私のヒーローでもあったのです。

 

興味が湧いた方は一度聴いてみてください。おすすめするのは、冒頭の写真の「こわれもの」というアルバムです。私が最高傑作と思っているラウンド・アバウトという曲から始まり、今はなきベーシストのクリス・スクワイアのトレブリーでエッジの効いたベースが冴えるハート・オブ・ザ・サンライズ(放題:燃える朝焼け)まで、たっぷりと堪能できます。

 

こうやって書いてると、また聴きたい虫がわいてきました(笑)

 

2021年12月06日

◆昭和レトロを感じる


人はなぜ懐かしさを感じるものに惹かれるのだろう、私は昭和の生まれですから、当然ながら昭和の時代にノスタルジアを感じてしまいます。

昭和を満喫したい。そんなあなたにおすすめのスポットをご紹介します。

 

兵庫県たつの市「昭和レトロ情景館」

兵庫県たつの市龍野町日山290番地

ホームページ :http://syouwa-retro.jp/ 

 

城下町たつの市、築200年の古民家空間にスーパージオラマで再現する懐かしい昭和の街並み風景。ジオラマを見ているとノスタルジーを感じずにいられず、思わず時を忘れてしまいます。昭和レトロな喫茶店も併設されていてゆっくりできます。



鳥取県八頭郡「昭和おもちゃ館」

鳥取県八頭郡若桜町若桜430

ホームページ : 若桜町役場

http://www.town.wakasa.tottori.jp/

 

昔懐かしいおもちゃ、懐かしい駄菓子などが所狭しとおいてあり、昭和のあの頃を満喫できます。Facebookページで休館日をチェックして行きましょう。

 

岡山県美作市「あの日のおもちゃ箱昭和館」

岡山県美作市湯郷557-1

ホームページ:みまさか観光ナビhttp://www.city.mimasaka.lg.jp/kanko/spot/sightseeing_facility/1460427643261.html

 

湯郷温泉の温泉街にある昭和レトロをたっぷり感じられる資料館である。大正~昭和のとても貴重な資料がズラリ!。

できれば温泉にお泊りの予定で、ゆっくりと鑑賞したいスペースである。

 

 

岡山県倉敷市「マビ昭和館」

岡山県倉敷市真備町辻田961
ホームページ:倉敷観光WEB

https://www.kurashiki-tabi.jp/see/30094/?pc_flag=true

 

昭和期の大衆車やミニカー、カメラに生活用品、映画のポスターなど、約1万2千点がずらりと並ぶ私設の博物館です。入館はなんと無料で、駐車場もあります。湯郷温泉にお泊りの旅行ルートに入れてみてはいかがでしょうか。

2021年12月04日

◆運命を切り開く

世界にひとつだけの花

 

菜根譚についての第一弾です。最初に断っておきますが、菜根譚というのは、この世の中をどう生きれば上手くいくかの「処世訓」だから学んでいくと言いました。ですが、100%鵜呑みにするという事ではありません。書かれていることを取り上げ、それを参考に考察して、テーマである「大らかに生きる」のエッセンスにしようという事ですので、予めご了承ください。

「運命を切り開く」という言葉はよく聞きますが、菜根譚では、天が与えた運命を嘆くより、その運命のなかでいかに楽に心地よく自分の道を歩めるかを工夫する。という事が書かれていますが、まずその人の運命というものは生まれた国、時代、生まれたお家柄など、自分にはどうすることもできない生まれた時の環境であり、その影響は成長していく過程でも大きく及ぶものだという意味と解釈します。運命と言えば何か行く末が既に決まってしまっているとイメージしますが、そうではなく、工夫次第で幾らでも未来を変えていけるものと解釈します。

人は生きている間、選択の連続で生活をしていくものですが、選択は自由だから自分の思った方向にも進めるし、あまり考えなしに選択したことで思わしくない方向に行くことだってあるものです。未来に与える影響は大小あっても、必らず選択した方に進んでいくものだから、自分のためになる選択ということを出来るだけ心掛けていたいものです。

ところで「親ガチャ」という言葉を最近耳にします。子供は親を選べず、裕福でない家に生まれた子は「自分は親ガチャに失敗したから…」といって何もかも諦めてしまうというような不幸な道を歩んでしまう人たちがいるようです。
どうか、人生を諦めないでほしいって声を大にして言いたいです。自暴自棄にならずに、もっと自分を大事にしてくれと言いたい。
人はそれぞれ自分の生き方自体を選択することができます。だからこそ、幸せになる方を選んでほしい、自分を大事にして歩んでいれば、必ずや未来が変わるものと、私は固く信じています。

だから、運命を嘆くことはやめよう。生まれた環境に不満を持っている人は、他人と比較することをやめてみよう。最初は難しいでしょうけど、人と自分を比べるから「親ガチャ失敗」になるわけです。親の立場で考えると泣きたくなります。
誰かさんの歌じゃないけど、人はそれぞれ「大切な、世界で一つだけの花」です。
みんな、たった一度の人生ということを念頭に、楽しくて幸せな人生を歩む選択をしていきたいものですね。

2021年11月25日

◆私が影響を受けたヴォーカリスト(3)

 

MonosヴォーカルのKAZOOです。私が影響を受けたヴォーカリスト、第一弾・第二弾に加えてROCKヴォーカリストとしては、フレディ・マーキュリー(QUEEN)や、ポール・ロジャース (BAD COMPANY)、ジャニス・ジョップリン、ブラッド・デルプ(BOSTON)、トム・ジョンストン(Doobie Brothers)、ドン・ヘンリー(EAGLES)、もっとヘヴィーなところでは、ロニー・ジェイムス・ディオ(RAINBOW)、クラウス・マイネ(SCORPIONS)、ウド・ダークシュナイダー(ACCEPT)、ブライアン・ジョンソン(AC/DC)といったところか。


ハードロックはたくさんのヴォーカリストから影響を受けた。と言っても、様々なテクニックを彼らから学んで参考にさせてもらったという感じでしょうか。


一方、ポップス、ソウルミュージックでも影響を受けたヴォーカリストは多い。

マイケル・ジャクソン、ビリージョエル、スティービー・ワンダー、ジョージ・マイケル、ケニー・ロギンス、エリック・カルメン、数え上げれば切りがないので、この辺でやめておきますが、好きなシンガーの羅列と思われそうですが、単に好きなだけではなく、その歌唱法のエッセンスをいただいて、日ごろの歌に活かしています。

 

名前を挙げさせていただいたヴォーカリストたちは、極々一部ですが、どなたも、一人一人が見事としか言いようがないほどユニークです。だから私も80歳になるまでにはユニークな歌唱スタイルを完成させたいなと、改めて真剣に思いました。

2021年11月25日

◆私が影響を受けたヴォーカリスト(2)

MonosヴォーカルのKAZOOです。私が影響を受けたヴォーカリスト、第一弾ではURIAH HEEPの、デビッドバイロンについて書きました。第二弾は、LED ZEPPELIN のヴォーカリスト、ロバート・プラント と、DEEP PURPLEのイアン・ギラン並びにデビッド・カバーデイルについてです。


LED ZEPPELIN も DEEP PURPLE も知ったのは中学生の2年生の頃だったと思います。日本の歌謡曲一辺倒だった私がロックに目覚め、エレキギターが欲しくなったため、友達を通じてSGモデルを手に入れました。そして暇さえあればギターの練習、当時、運動部だったため、夜は親にランニングしてくると告げ、友達を誘って中学校の通学途中にあるトンネルでSmoke on the waterを大声で歌ってました。トンネルのエコーの掛かり具合がすごく良かったことを思い出します。


ロバート・プラントの声はあまりにも高過ぎて、当時はどちらかというとイアン・ギランの方が歌い易かったですね。ただ、憧れとしてはその当時も現在もロバート・プラントの方が上です。

実は、中学2年生の時に LED ZEPPELIN の Thank You という曲を、ラジカセで録音したことがあります。懐かしくてカセットテープの音源を探しているところです。出来はなかなか良かったことを覚えているのですが、出てきたらカセットテープをMP3に変換するプレーヤーでデータ化してHPにアップしたいですね。今はなきSGの音が入っている筈ですので。

 

イアン・ギランは当時は私のヒーローの一人でした。あのシャウトを聴いて一発で打ちのめされ、虜になりました。ハイウェイスター、スモークオンザウォーターから入門しましたが、スピードキングやファイヤーボール、ストレンジウーマン、ブラックナイトなど、全ての曲に胸が踊りました。特にチャイルドインタイムのリッチーブラックモアのギターとの掛け合いは鳥肌が立ちました。

イアン・ギランが好きだった私ですが、他のアーティストにうつつを抜かしている間に、あの BURN(紫の炎)がリリースされて、ヴォーカルがデビッド・カバーデイルに変わったことを知りました。BURNはイアン・ギランではありませんでしたが、デビッド・カバーデイル も「すっげ~!」と感じて再びDEEP PURPLEに注目しました。

 

とにかく、この2つのバンドからは、溢れんばかりのパワーとアイデアをいただきました。

2021年11月18日

◆私が影響を受けたヴォーカリスト(1)

MonosヴォーカルのKAZOOです。私が影響を受けたヴォーカリストについて書いてみたいと思います。先ず第一弾、URIAH HEEP のヴォーカリスト、DAVID BYRON (デビッドバイロン)です。

DAVID BYRON

URIAH HEEP(ユーライア・ヒープ) というバンドをご存じですか?。
LED ZEPPELIN や DEEP PURPLE が大人気の頃ですので少し隠れていましたが、根強い人気のあるバンドです。私にとっては DAVID BYRON(デビッド・バイロン)がイコール、ユーライア・ヒープだったので、初代ヴォーカリストのデビッドバイロンが交代してからのアルバムは聴かなくなったほど。
私が初めて知った1975年当時のユーライア・ヒープは、キングクリムゾンからジョン・ウェットンが加入したころで、中学生だった私が受験勉強中にラジオから「プリマドンナ(Prima Donna)」が流れてきて、その曲調にも好感を持ったのですが、それよりもデビッドバイロンの歌声に魅了されてしまいました。「いいヴォーカリストだな」そう思って調べたらユーライア・ヒープに行き当たり、プリマドンナが収められたアルバム「幻想への回帰」を聴いて、このバンドのファンにもなりました。


デビッドバイロンは1969年~1976年までURIAH HEEP に在籍、9枚のアルバムに参加。

(1)『ユーライア・ヒープ・ファースト』Very'eavy Very 'Umble(1970)

(2)『ソールズベリー』Salisbury(1971)

(3)『対自核』Look at Yourself(1971)

(4)『悪魔と魔法使い』Demons and Wizards(1972)

(5)『魔の饗宴』The Magician's Birthday(1972)

(6)『スイート・フリーダム』 - Sweet Freedom (1973年)

(7)『夢幻劇』 - Wonderworld (1974年)

(8)『幻想への回帰』 - Return to Fantasy (1975年)

(9)『ハイ・アンド・マイティ』 - High and Mighty (1976年)

 

URIAH HEEP

URIAH HEEP 脱退後のデビッドバイロンですが、1975年にTake No Prisoners、1978年にBaby Faced Killer、、そして彼の死の1年前の1984年に録音されたThat Was OnlyYesterdayの3枚のソロアルバムを録音しました。この期間中、バイロンは元コロシアム/ハンブルパイのギタリストであるクレムクレムソンと元ウィングスのドラマーであるジェフブリトンと協力してラフダイヤモンドを結成しました。彼らは1977年3月にアイランドレコードのために1枚のセルフタイトルのLPを録音しました。アルバムは売れ行きが悪く、バイロンは辞めました。(by Wikipedia)

そして、バイロンは、1985年2月28日にバークシャーの自宅で、肝臓病や発作などのアルコール関連の合併症で亡くなったとされています。38歳という若さでした。

 

現在の私のヴォーカルとしての基礎はデビッドバイロンによるものと言って過言ではありません。 歌の抑揚の付け方やブレス、ファルセットに至るまで、大きく影響を受けました。

URIAH HEEPは、プログレの要素が入ったメロディアスなブリティッシュ・ハードロックです。 中学生のころの友人からプログレの影響を受けていなければ、ここまでこのバンドを好きにならなかったでしょうし、デビッドバイロンの影響も受けていなかったかもしれません。やはり持つべきものは「友」ですね

2021年11月18日

◆最もノスタルジアを感じるアーティスト

 

十人十色の話ですが、私の場合「カーペンターズ」です。……意外だったですか?
カーペンターズというバンドの醸し出す独特な世界観は、私の中では唯一無二となっています。
中学生という、子供でもない大人でもない人生の中で最も難しい時期に、友達と一緒に、もがきながら、あがきながら受験勉強をした思い出も、家族とぶつかりながら過ごした思い出も、思い出すたび、いつもその背景で音楽が流れています。それがカーペンターズです。


歌うのが好きな私ですが、彼らの歌は歌いたいわけでなく、聴いていたいカテゴリーで、きっと思い出の中に、あの重厚で温かみのあるサウンドが深く沁みついているのでしょうね。
中学生だったある日、友人の家でカレン・カーペンターの歌声(Top of the world)を初めて聴き、あまりの心地よさに、即ファンになったことを思い出します。
何かの番組だったと思いますが、カレン・カーペンターの声を科学的に調べたところ、人間がもっとも心地よく感じる声質であるということが証明されたというものでした。たしかに初めて耳にしたときのあの聴き心地のよさ、もっともっといつまでもこの声を聴いていたいという感情が止まりませんでした。完全に虜になっていましたね。失礼、現在もですね・・・(笑)
そしてカレンの歌と絶妙にマッチしたバンドと兄リチャードのピアノとハモリが最高なんですよ。


高校受験の勉強中にヤングリクエスト(通称ヤンリク)でYesterday once moreが、“When I was young, I’d listen to the radio~♪”と、ラジオから流れてきて思わず手を止めてコーヒー片手に聴いたことや、カレンがドラムを叩きながら歌っていることを知って驚いたこと、しかもドラムを叩くカレンがいきいきと幸せそうに笑ってた顔とか、日本公演でたどたどしい日本語でSINGを歌ってる姿とか、本当に残念ながら、カレンが若くして亡くなったことに心を痛めたことも、昨日のことのように記憶が鮮明に蘇ってくるんです。
私の中で、カーペンターズのポジションが、数十年間変わらないことから、おそらくはこの先も、この命尽きるまで(笑)、変わることはないだろうと思っています。
あなたにとって、ノスタルジーを感じるアーティストは誰ですか?

2021年11月18日

◆大らかに生きる(普遍的テーマ)

このバンドをつくろうと思ったきっかけは、個人的な「ライブをしたいな」という純粋な感情からでした。最初、私は、某メンバー募集サイトに登録し、ギターデュオで70年代80年代の名曲を歌おうとしていました。しかしながら、ギターデュオでやろうか、という相方がなかなか見つからず、同サイトで知り合った、ヨシキとトシと連絡を取り合ってバンドをやろうかという話になり、スタートしました。コロナが猛威をふるう中、直接会う事も出来ず、メンバー募集サイトでのやり取りをしながら、どんな曲をするか等々進めていきました。そして、ドラムス、キーボードとメンバーも充足して暫くして、非常事態宣言が解除されたため、曲を数曲に絞って、慎重に様子を気にしながらスタジオ入りしました。この日、Monosが無事に某スタジオ内にて誕生しました。

 

私のテーマである「大らかに生きる」をこのバンドでも表現していきたいと考えています。「大らかに生きる」と言ってはみましたが、はて?どのようなイメージをいうのでしょうか?先ず、自分はどうかと、冷静に自己分析をしてみると、とてもとても、大らかに生きていると言うにはほど遠いことに気づきました。「100年早いわ!」と、誰かに言われそうな状態です。ただ、何でも強く思い続ければ成就すると思っている私にとって、今はその途上にあり、気にする必要はまったくないと、心がそう言っています。(笑) そもそも「大らかに生きる」ということは、自分自身のためと捉えれば、どのように生きれば大らかなのかは、自分の中にしか答えはありません。ただ、自分が大らかに生きることで身の回りの人たちに大なり小なり影響することは確かです。関係する人たちにとって、その大らかさがプラスにもマイナスにもなり得る場合があります。では、一般的に「大らかな人」とは、どんな人のことをいうのでしょうか。

 ① いつも笑顔で明るく寛容であり、小さなことは気にしない。
  ② せかせかせずに、いつも穏やかに余裕をもって行動している。
  ③ 誰にでも優しく接し、いつも感謝の言葉を忘れない。
  ④ 感情に流されることなく、客観的に物事を見ることができる。

こう書いて内容を眺めてみると「こんな奴おらへんやろ!」と某芸人のように突っ込みをいれたくなってきますね。人生に何の心配もなさそうなこの感じ、違和感を覚えてしまいます。大らかに生きることが、あくまでも自分のためなら、すべて出来ないまでも、自分が出来そうなことから実行して、一歩ずつでいいので習慣にしていければ、時間がかかっても、いつの間にか、自然体で「大らかに生きる人」になっているのではないかと思います。
 
もしもあなたが、真剣にそうなりたいと思っているなら、その途中に物事の捉え方や見かた、考え方などを自分の中で変革するための学びの必要が出てきます。私が真剣にそうなりたいと思って進めている学びの方法、それは読書です。「なんだ読書か」と仰るかもしれませんが、難しい勉強をするわけではないのでご心配なく。特に着目しているのが「菜根譚」です。

 

菜根譚は、この社会をどう生きて行けば良いか、を説いた「処世訓」です。今後、よろしければ私と一緒に学んでいきましょう。そしていずれは、身も心も楽で大らかな生き方をする人になろうではありませんか。

2021年11月18日

◆名曲の中で楽しいひとときをどうぞ

 

こんにちは、MonosのヴォーカリストKAZOOです。よろしくお願いします。

Monos(ムーノス)というバンドは、70年代80年代の洋楽・邦楽のポップスやロックの名曲を演奏するバンドです。Monos が目指す、Monos(Mood for Nostalgia) というバンド名にも込めた「ノスタルジアな気分」を味わっていただきたいと思っています。

世の中がどんなに変わろうともアーティストたちの残した名曲たちは色あせることはありません。その年代に合わせて、人々の心に刻まれているものです。懐かしく楽しいひとときをお過ごしいただけるよう、努めてまいります。是非、ライブに足をお運びください。

 

それから、今後はメンバー全員でブログを運営していくことになります。お楽しみに!(*^^)v

2021年11月18日